J-CAN定期ミーティング報告 (2023/5/09)
J-CAN 定期ミーティング報告 (2023/5/9) マーケン美乃里
今回は AFTJ (フロリダ)、 JTAM (ミシガン)、 OATJ (オハイオ)、 と MAATJ からの参加者で
交流の機会をもちました。
JTAM は3年ぶりに対面のイベント「Michigan Japanese Quiz Bowl &Culture Festival」
を開催しました。 ミシガン大学を会場として行われ、 剣道部と合気道部のデモンストレーション、
高校生によるトリビアクイズ、 さらに自作の紙芝居なども披露され、 参加者は様々なアクティビ
ティを楽しんだようです。 イベントには 300 名を超す来場者があり、 予想以上の盛り上がりで
した。
OATJ の主な活動は3月に行われた商工会主催「オハイオスピーチコンテスト」へのサポートで
す。 こちらも久々の対面イベントで大盛況でした。 一方、ミシガンとフロリダではスピーチコンテ
ストへの参加者が減少しており、 なんとかできないかと頭を悩ませています。 コロナ後の変化-
--全体的に余裕がなく競争心がなくなった---の影響もあるのでしょうね。 それに、「学生をサ
ポートする教員も疲れ気味」との声に参加者全員が頷いていました。
さて、今回は J-CAN 定期ミーティングのあり方についても話し合いました。
このミーティングはリラックスした雰囲気の中、 興味のあることについて1時間みっちり他の地域
の先生に質問できる点が大きな特長であり、 気軽に情報交換ができる貴重な機会となってい
ます。 ただ、 教師会の役員は数年ごと替わっていき、 必ずしも新役員がミーティングに参加でき
るわけではありません。 2016 年以来教師会の活動報告を中心に交流を続けてきましたが、 そ
のような報告会スタイルだと雰囲気が堅苦しくなりがちで表面的な交流の域から出られないこ
とが懸念されます。 それに加えて、 現役役員以外は参加しづらくなっていきます。
そこで、 次回からは、 今まで以上に気楽に参加できる情報交換の場を目指していくことにしま
した。 個人レベルでの情報交換と教師会からの報告の両方を重視し、 リラックスした雰囲気を
保ちながらミーティングを継続していきます。 異なる地域から集まった日本語教師が J-GAP・
J-CAN で築いてきた繋がりをさらに広げ、 強めつつ、 共に学び、 支え合っていく場にしていく
予定です。